写真家 大関 学 / abusan 代表

1969年 宮崎県生まれ
生涯作品を撮り続ける写真家でいられるよう、現在も活動している。

幼い頃からバイクや車が好きで、大学進学と同時にバイクに乗り始める。いろんな所を旅するうちに、その場の景色を写真に撮っておこうとはじめて自分のカメラを買い、何も分からないまま撮り続けているうちに写真を撮ることそのものが楽しくなった。
卒業後、庭師だった父を師事し造園の世界に入る。庭という空間を創り上げることはもちろん、後に経営者となり様々なことを学び、自らが設計、施工、管理までを一貫して行う様になった頃から、次第に写真を撮る時間が少なくなり、いつしか自分のカメラで写真を撮ることがなくなってしまった。
職人としての仕事より経営者としての仕事が多くなった頃、仕事中の事故で入院したのをきっかけに再び写真を撮りはじめると、もっと写真が撮りたいと思うようになり独学でいろんなものを撮るようになると同時に、美展やフォトコンなどで入選を経験していくようになる。
2007年に結婚したのをきっかけに庭師を辞め茨城県へ移住し新たな生活を始める。そこでいくつかの職業を経験して行く中で「本当にしたいことは何なのか…」ということを考えるようになり、家族の応援と支えもあり2009年に写真家としての活動を開始する。
妻と出逢った頃から撮り続けている作品(妻の肖像)は、Getty Images との契約をはじめ、フランスで出版された写真集 Sensual Photography に3年連続で掲載される。もう一つ撮り続けている作品「鳥居 “Torii”」は、2014年に New York で開催された「Chigusa Fikushima Sound Meditation ZEN DRAGON」の会場で展示する機会を得ると、同年にグループ展「夏の精霊」に参加する。
2020年からはさらに作品撮りに専念する新たなスタイルで活動を続けている。

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