あぶろぐ

2024年 夏至

今日は一年で最も昼の時間が長くなる日「夏至」。
日本や中国で採用されている太陰太陽暦における二十四節気の一つで、夏至は「日長きこと至る(きわまる)」という意味のとおり1年でもっとも太陽が出ている時間が長い日で、北極圏では24時間太陽が沈むことがない白夜になり、「日長きこと至る(きわまる)」という意味のとおり、本格的に気温が上がってくる夏の始まりを意味しています。
日本を含めた北半球で夏至を迎えるころ、反対の南半球は冬至に該当し太陽が出ている時間がもっとも短くなります。
夏至は、祝日でもなく日本では田植えの時期と重なることもあってか、大きなお祭りなど目立った行事もないため馴染みが薄いかもしれませんが、夏至の意味や日本各地に伝わる風習を知るだけでも季節感を感じられるのではないかと思います。

2016年の今日、わたしはイギリスのロンドンから200Km離れたソールズベリー平原の古代遺跡「ストーンヘンジ」にいました。お察しの通り、夏至祭に行ってきました。初めてストーンヘンジのことを知った時から、ずっとここへ行きたいと思っていましたが、そんなわたしを旅の仲間に加えていただき、ご一緒させていただけるという幸運に恵まれ実現しました。


前夜からストーンヘンジ周辺で過ごし、翌朝の朝日を眺めるという予測もしていなかったこの旅は、真夏を前に蘇る夏至の思い出となりました。
機会があったらぜひ行ってみて欲しいオススメの旅の一つです。


残念なことに、今日は一日中、雨が降ったり止んだりで、太陽が顔を出すことはありませんでしたが、皆さんも身近な風習の中で素敵な夏至をお迎えくださいね。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP